昨年5月に始まった公民館での中国語講座が先日最終回を迎えました。1回2時間、月2回の講座で、授業料はなんと年間6,000円。台湾出身で長く淡路島に住んでおられる先生1人に対し、生徒は多い時で7人、少ない時は2人というとても恵まれた環境で、私は旅行中以外は欠かさず出席しました。中国語独特の抑揚(四声)や発音を丁寧にチェックしてもらえるし、分からない所はその場で質問できるし、(まだまだ初心者ですが)少しは上達したかなと思います。

又、移住者の私にとっては島の方と知り合えるのがとてもありがたかったです。いつも授業が終わった後、先生も交えて30分くらい雑談してから帰るんですが、自然とそれぞれの仕事や趣味にまで話が広がり、私がまだ知らないような淡路島の情報もいろいろと教えて頂きました。
そんな方々とスーパーや飲食店で偶然お会いしたこともあります。島とはいえ、淡路島はシンガポールくらいの面積があって結構広いので、偶然の出会いにお互いビックリ。でも、私は何だか淡路島に少し溶け込んできたような気がして、ちょっとうれしかったです。淡路島に全く友人がいなかった1年前と比べると、随分環境も変わってきたのかなと思います。

公民館を本格的に活用したのは私にとって初めての経験ですが、以前も書いた通り、少なくとも我々にとっては貴重なインフラとなっています。他の地域のことは分かりませんが、地域社会に溶け込みたいと思う移住者の方は一度足を運んでみると良いかもしれません。

最終回は授業の後半から雑談タイムスタート。先生らがお菓子を持ってきて下さり、インド旅行が趣味という生徒の1人が持ってきてくれた本格的な手作りチャイと共に楽しみました。中国語はもちろん、来年も面白そうな公民館講座を見つけて参加したいと思います。

公民館会議室