法人税の確定申告も終わり、仕事もキリのいいところまで終わったので、丸一日淡路島で遊ぶことにしました。
自営業者という身分なので、今回に限らず、遊ぶのは大抵平日です。
又、この日はお天気も良く、気分は完全にアウトドア。
冬なので海遊びはできませんし、足は自然と山の方へ向かいます。

諭鶴羽山

淡路島移住後、何度となく登った山ですが、個人的に一番のお気に入りです。
淡路島最高峰、といっても608m程度の山なので気軽に登れますし、登山口の諭鶴羽ダム、頂上近くにある諭鶴羽神社など、お楽しみスポットがあるのもいいところです。

まずは車で諭鶴羽ダムを目指します。

諭鶴羽ダム

もう1つ、海側から登るルートがあるんですが、私は諭鶴羽ダム側から登ることが多いです。春は桜初夏にはホタルと、季節ごとに違った風景が楽しめるのが諭鶴羽ダムのいい所です。

諭鶴羽山登山口

早速、登山スタート。

このルート、全行程の中で最初の3分の1くらいが最も勾配がきついです。
以前妻と一緒に登ったことがあるんですが、彼女は最初の登りでやられてました。頂上までまだ全然距離があるのに…、といった感じで。今回はお留守番です(笑)。

後半は、比較的楽な登山が楽しめます。所々でお地蔵さんが癒やしてくれますしね。

地蔵

途中、神倉神社という小さな神社が出てくるので、神様にご挨拶し、先へ進みます。

神倉神社1

神倉神社2

登山道は木々に覆われ、気持ちのいいハイキングです。
夏でも日差しを遮ってくれるので、比較的快適に登れます。

登山道1

登山道2

頂上までは1時間強というところでしょうか。

諭鶴羽山山頂

この日は天気も良く、「鳴門の渦潮」で有名な鳴門海峡、その先に広がる四国まで見渡せました。

鳴門海峡

橋の右側は瀬戸内海、左側は太平洋へとつながっています。

紀伊山地

紀伊山地(和歌山)の方角はちょっと霞んでいましたが、晴天に恵まれた景色を眺めていると、「気持ちいい」の一言。

ここから少し下ることになるんですが、さらに先を目指します。

諭鶴羽神社

頂上から10分歩いて、諭鶴羽神社という立派な神社に到着。
日本神話に出てくるイザナギ、イザナミという神様ゆかりの神社です。
古代の昔、イザナギ、イザナミの2神が夫婦となって日本の島々を産み、さらにはそこに住む多くの神々を産んでいくのですが、この2神が鶴に乗って降り立ったのが諭鶴羽山なのだとか。

諭鶴羽神社

今年まだ初詣を済ませていなかった私は、随分遅くなってしまったものの、神様へのご挨拶を無事済ませ、いつもの景色を見に行きます。

沼島

沼島という小さな島なんですが、この日は本当にきれいに見えました。
イザナギ、イザナミの2神は、天界からこの地に雫を垂らし、まずオノコロ島という小さな島を作って地上に降ります。そして夫婦となり、最初に淡路島を作って…というのが日本神話に描かれた物語です。沼島は、そのオノコロ島の最有力候補です。

淡路島の土生港(はぶこう)から船が出ていて、何度か遊びに行ったことがあります。
国産み神話ゆかりの神社を訪ねたり、島を一周するコースを歩いたり、夏にはきれいな海で泳いだり。
淡路島にも海水浴スポットはいくつかありますが、海の美しさでは沼島が一番だと思います。

沼島で泳いで、ハモの湯引きをお土産に買って帰る

というのが夏の楽しみだったんですが、コロナでしばらく行けていません。今年は行けるといいな…。

妻が作ってくれたお弁当を食べ、帰路につきます。

さんゆ〜館

まだまだ遊びタイムは続きます(笑)。
諭鶴羽ダムまで戻った後、車で5分程で「さんゆ〜館」に到着。

さんゆ〜館

最近になって見つけた日帰り温泉施設ですが、湯がトロトロ
露天風呂もあって、平日の昼間でも地元の方々で賑わっています。
淡路島の中でも農業がさかんなエリアなので、農作業を終えた後に来られているのかもしれません。
館内では、近くで採れた野菜なんかも売られていて、皆さん、本当に楽しそうに過ごされています。
淡路島に移住してシニアの方々とお話する機会が随分増えたんですが、本当に穏やかで、話していて気持ちのよい方が多いです。

末廣

妻から

弁当を作る代わりに、スイーツの土産を買って帰るように

という指令を受けていたので(笑)、立ち寄ったのがこのお店。

末廣

新規開拓しようとスマホで検索していて見つけたお店で、私自身初めて来たんですが、地元で愛されている洋菓子店といった雰囲気でしょうか。結構な人で賑わっていてビックリしました。

私はケーキとシュークリームをテイクアウトしましたが、店内にはイートインスペースもありました。ジェラートも美味しそうだったので、夏にはまた別の楽しみ方もありそうです。

日も傾いてきた頃、さんゆ〜館で買った野菜、末廣で買ったスイーツという土産を手に帰宅したんですが、妻も満足したようです。よかったよかった(笑)。

お手軽プチ旅行でしたが、リフレッシュ度はかなり高かったような…。
改めて淡路島を満喫した1日となりました。