先週末、淡路島史跡探訪に出かけてきました。
公民館主催の「講座」の1つで、淡路島の歴史を勉強しに出かけましょうという目的です。以前ここに書いたように、現在私は公民館の中国語講座のお世話になっていますが、もう1つ申し込んだのがこの史跡探訪講座。淡路島のことをもっと知りたいなという動機だったのですが、それ以上のものを得られた気がします。

マイクロバスに乗って、朝食代わりのクッキーと飲み物を頂き、ほぼ1日かけて淡路島の南側にある

  • 養宜館(室町時代の守護大名の居館)
  • 淡路島酪農農協(淡路島で知らない人はいない淡路島牛乳)
  • 成相寺(淡路島に流された高野山の実弘上人建立の寺)
  • 若人の広場公園(太平洋戦争の犠牲になった学生約20万人の追悼施設)

を先生の説明と共に見て周り、淡路島牧場で牛乳(無料で飲み放題!)を飲んで、産直市場で買い物をして解散、という行程です。どこも初めて訪れる場所で、「淡路島にこんなところがあったんだ~」と新たな発見の連続でした。

地元の方たちとのふれあい

何よりありがたかったのは、地元の方と触れ合う良い機会になったことです。平日なので参加者ほぼ全員シニアの方々。そこに我々が混じっている訳で、最初は誰だろうって感じだったと思いますが、皆さんOpenな方で、気さくにお話させて頂きました。

  • 移住者は島にとって貴重な人材なのよ。素敵な人をいっぱい知ってる。
  • 淡路島は他にも見どころがたくさんあるから行ってみて。移住者の方が淡路島の良さをよく知ってるくらい。
  • 近くに住んでいたら、野菜分けてあげるのに。島外の人には親切にすることにしているの。子供達は逆に島外でお世話になってるから。

こんな言葉を頂いただけでも、淡路島に移住してきてよかったです。淡路島のことが益々好きになると同時に、今回ご縁がつながった方々とまたどこかで会えたら楽しいだろうなって思います。

これまで公民館にお世話になった経験ってあまり記憶にないのですが、淡路島に移住後は中国語講座に史跡探訪に、私は公民館サービスを活用しています。実は移住者が地域社会に溶け込む上で、ものすごく貴重なインフラなのかもしれません。移住を考えている方は、是非一度足を運んでみることをオススメします。

納税意欲が俄然湧いてきたので、頑張って稼いで淡路島の発展に貢献したいと思います(笑)。

(若人の広場公園から望む鳴門海峡大橋と四国)
若人の広場公園