今年の淡路島の冬は比較的過ごしやすいように感じます。
独立が視野に入ってきて、どこに拠点を構えるか考えていた時、寒さが苦手な私は自然と”東京以西の太平洋側”に目を向けました。もともと関西出身ということもあり、雪国に住むという選択肢はなかなか考えづらかったのでしょう。
そんな淡路島でも、冬は散策に出かける機会がめっきり減ります。春から秋にかけては海に行ったり山に行ったり、気軽に島の自然を満喫する訳ですが、冬はそういった楽しみが少なくなりますからね。しかし、冬でも気分転換したくなる時はあります。そんな時は、温泉巡りをしたり、島内のイベントに足を運んだり…。今回は(超個人的な)淡路島の冬の楽しみ方を紹介してみたいと思います。

淡路島の温泉巡り

私自身も移住するまで知りませんでしたが、淡路島内には結構な数の温泉があり、中には気軽に日帰り温泉が楽しめる施設もあります。私が足を運んでいるのは、

あたりでしょうか。それぞれ少しずつ雰囲気が違いますが、海が見えるという点では共通していて、淡路島らしいと思います。個人的にどこが一番ということはなく、お得なサービスデーだったり、その時の気分だったりで、楽しむ場所を変えています。

又、昨年末にプラザ淡路島というちょっとしたリゾートホテルの日帰り入浴も楽しんできました。このブログで何度か紹介しているうずしお朝市の抽選で、無料券を頂いてしまいまして…。何だか淡路島にはお世話になりっぱなしです(笑)。

夕映えの湯

予約を入れた日があいにくの曇り空だったのが残念ですが、それでも「夕映えの湯」という名の通り、絶景の露天風呂を楽しんで参りました。温泉の向こうに見えるのは、鳴門海峡四国です。
日帰り入浴にしてはいいお値段なので、島在住の私が気軽にリピートする訳にはいきませんが、車でちょっと走るだけで、こういったリゾート気分を味わえるというのは本当に贅沢な環境だなと思います。又、夏はプール等も楽しめますし、観光で淡路島に来られる方にはオススメできます。

灘黒岩水仙峡

移住後ほぼ毎年足を運んでいるのが、こちらの灘黒岩水仙峡。淡路島の冬の風物詩と言っていいでしょう。

灘黒岩水仙峡2

灘黒岩水仙峡3

海沿いの急斜面が一面野生の水仙で覆われます。淡路島のすぐ側に浮かぶ沼島の姿も美しく、天気の良い日に訪れるとそれはそれは気持ちがいいです。日本三大群生地の1つに数えられるそうで、週末は観光客の皆さんで混雑するため、私は平日の午前中に訪れるようにしています。
お天気優先となりますが、来週2/8には地魚の煮つけの振舞いがあるみたいだし、今年もそろそろ行こうかと考えているところです。

淡路島の冬のイベント

いつの間にか我が家の年始の恒例行事となったのが、八浄寺の初大黒天祈願大祭。
淡路島七福神めぐりといって、(形が船に似ている)淡路島を宝船に見立て、船に乗った七福神を順に参拝して周る島巡りコースがあるんですが、ここ八浄寺には大黒天が祀られています。この大黒天様、普段は秘仏として扱われているんですが、毎年1/26には特別に御開帳されます。

八浄寺大黒天

最初は”大黒天の御開帳”という響きに興味を持って訪問したんですが、焼き立てのお餅が入ったお雑煮が振る舞われたり、住職さんの面白い話が聞けたり、何だか癒されるんですよね。

八浄寺お雑煮

島内のこういったイベントに足を運ぶのもまた楽しいものです。

季節の食材

これから春が近づくにつれ、私の大好きな食材が次々と現れるのも楽しみです。以前紹介した新子(しんこ)が先日スーパーに早くも並んでいたようで、妻が買ってきてくれました。早速丼にして食べましたが、まあ間違いないですな(笑)。

新子丼

日常生活に、島ならではの季節の楽しみが加わる、というのは楽しいものです。
せっかくの淡路島移住生活ですからね。満喫しようと思います。