週末、こちらのイベントに参加してきました。
私も初めて知ったのですが、ウミホタルというのは体長3mm程度の甲殻類の生き物で、刺激を受けると威嚇のために青い光を放つのだそうです。以前、マレーシアを旅した時に夜光虫というこれまた青く光る生物を見たことがありますが、夜光虫はプランクトン。ウミホタルとは全くの別物とのことでした。
地元の方からも「きれいだよ~」と聞いていたので、いつか見てみたいと思っていたんですよね。

目指すは、淡路島の西岸にある新都志海水浴場。
ちょうど夕日が沈む時間帯で、お天気も良く、瀬戸内海に浮かぶ小豆島とそこに沈む夕日を見ることができました。

小豆島に沈む夕日

さて、まずは明るいうちにウミホタルを採集するための容器を作りました。
とても簡単な仕掛けで、本当にこれでウミホタルが採れるのか、まだ半信半疑の私。
しかし、辺りが暗くなってきた頃、容器を海に投げ入れてしばらく待ち、引き上げて中身を砂浜に広げてみると…

ウミホタル

一瞬で、暗い砂浜に青い光が広がりました!
さらに上を軽くたたくと、刺激を受けたウミホタルがどんどん発光していきます。
何だか神秘的な光景で、ちょっと感動しちゃいました。三脚持っていけば良かったなあ。

砂浜に広がる光を十分満喫した後は、上を見上げて星空観察。
こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブからなる「夏の大三角形」。
子供の頃に学校で習った記憶がよみがえってきます。
さらに望遠鏡で木星、土星の輪、美しい星雲や星団を観察し、イベントは終了となりました。

「自分はこんな自然豊かな島に住んでいたんだ…」、何だか改めて新鮮な気持ちになった次第です。
こんな体験をすると、淡路島に移住してきて本当に良かったって思いますね。
きっと、まだまだ知らない自然があるんだろうなあ。

淡路島の素敵な夜でした。