淡路島に移住して1年が経ちました。何とかなるだろうとは思いつつも、不安が全くなかったと言えば嘘になります。

  • 家計は大丈夫だろうか?
  • 田舎暮らしに不便さを感じないだろうか?
  • 人間関係はどうなるんだろう?

でも、1年経った今、私は自信を持って言えます。
淡路島移住は大成功でした!!

小さくなった家計と仕事のスタイル

淡路島に限らず、田舎に移住すれば住宅コストや食費等の生活コストは自然と下がります。さらに私は移住を契機に通信費、光熱費、保険など全ての固定費を見直し、不要なものは全て削減すべく工夫した結果、我が家の家計は想定していたより随分小さくなりました。そもそも贅沢にあまり興味のない私ですが、それでも遊ぶ時には思いっきり遊びます。それでも支出は大きく減りました。

何か稼ぐ手段を持っていると移住のハードルが随分下がるとは思います。でもこのくらいの家計であれば淡路島で仕事を見つけて生活していくことも可能なんじゃないか…、最近そんな気がします。仕事の内容にこだわる方は難しいですが、田舎には田舎ならではの雇用というものが存在します。実際、移住者の中には、私のようにSOHOのようなスタイルで仕事をしている方だけでなく、島内で仕事を見つけて暮らしている方もいらっしゃいます。中には明石、神戸、大阪等で会社員を継続されている方も。淡路島ならでは、といったところでしょうか。

田舎移住を検討されている方は、現状の生活費ベースではなく、移住後の生活費を一から見直した上で家計をシミュレーションしてみると、意外と道が見えてくるかもしれません。

田舎も都会も楽しむ

田舎には田舎の、都会には都会の良さがあります。田舎には「ちょっとコンビニ行ってビール買ってくる」といった便利さは確かにありませんが、淡路島の場合、不便といってもその程度です。今のご時世、ネットで大抵のものは買えますし。
逆に、田舎には都会にない山や海といった自然があり、美味しい食材があります。朝起きて美しい景色を見た時、食卓に並ぶ料理を一口食べた時など、田舎に住むって実はすごく贅沢なことかもしれないと感じる今日この頃です。

で、都会の空気を吸いたくなったら行けばいい。淡路島の場合、車で1時間も走れば神戸ですし、2時間弱走れば関空です。日本も海外もどこだって行けちゃいます。田舎も都会も海外も楽しみたい我々にとって、淡路島に住むという選択肢は大正解でした。

人間関係

田舎には都会とは比べものにならない濃密なご近所付き合いが存在しますが、我々はそういった地域から少し離れたエリアに住んでいます。我々のようなライフスタイルを受け入れてもらえるかどうか不安だったのであえてそういう選択をした訳ですが、最近もう少し地域社会に溶け込みたいなと思うようになってきました。

「淡路島で友達が欲しい」と連呼していたのが良かったのかもしれませんが(笑)、ご縁というのはあるもので、少しずつ島内の友人ができてきました。淡路島出身の方だったり移住者だったり、年齢も性別もまちまちですが、話していてとても新鮮です。何かご一緒できたらこれ程楽しいことはないだろうなと思います。

又、2ヶ月に1度くらいのペースで東京に行きました。目的は1つ。友人と会うことです。友人との情報交換は私にとって良い刺激になりますし、中には会社員時代にはできなかったコミュニケーションをとれるようになった友人もいます。今後も定期的に東京には出ていくつもりです。

こんな感じで、当初の不安は今年1年で全て消えてなくなってしまいました。
来年は今年よりもっと充実した1年にしたいと思います。
皆様も良いお年をお迎えください。