3回にわたって、

と記事にしてきましたが、その他の田舎暮らしにかかるお金について実感をまとめます。

食費:産直市場とスーパーの使い分け

断然淡路島の食材の方が安くて美味しいです。淡路島の食糧自給率は100%を越え、地元の方が「いざという時、この島は自給自足できる」と言うくらいの充実度で、日々季節の新鮮な食材を楽んでいます。さらに、お店をうまく使い分けることで費用も随分下がりました。食の充実で高い水道代はカバーできているんじゃないでしょうか。

地元の野菜は産直市場

淡路島はたまねぎが有名ですが、産直市場に行けば大抵の野菜は島内の新鮮なものが手に入ります。しかも、驚く程安い。移住前は家庭菜園でもやろうかと妄想する訳ですが、そんな気がなくなるくらい安くて美味しいです。

地元の魚や肉は地元スーパー

魚介類も新鮮そのものです。島ですからね。地元スーパーに行けば「昼網」と言って、当日朝に水揚げされたばかりの魚が並んでいますし、1,000円とか2,000円とか金額を指定すると刺身の盛り合わせを作ってくれる魚屋さんもあります。正直、東京のスーパーに並んでいるものとは、見た目も味もかなり違います。
又、あまり知られていませんが、淡路島は牛肉もとても美味です。「神戸ビーフ」や「特産松坂牛」の約65%はもともと淡路島で生まれ育った子牛なんですよ。イオンで売ってるお肉より高いですが、たまの贅沢には最高です。

その他はイオン

もちろん、イオンも利用します。地元の生鮮食品以外はイオンを使うことが多いでしょうか。特に都会と比べて高いということはありません。

住宅費:土地は安いが、賃貸物件はそれ程安くない?

私は島内に土地を購入しました。独立後どこに住むか考えていた頃、神奈川県の海に面した町や、関西でも神戸や西宮といった比較的都会にあたるエリアなども調べましたが、淡路島で見つけた土地の条件は良かったです。そもそも、

  • 海が見える
  • 地盤がしっかりしていて、高台にある(東日本大震災の影響を受けています)
  • 生活圏内にスーパーや病院がある

といった条件に合う土地があまりなく、気に入った土地との出会いそのものが移住計画を大きく進めてくれたと言えるでしょう。

ちなみに、淡路島には島外の方をターゲットにしたリゾートマンションがあり、そういった不動産を選択される移住者もおられます。マンションやアパートといった集合住宅の賃貸物件もありますが、都会に比べれば少ないですし、値段もそれ程安くないように感じます。又、集合住宅に限らず、賃貸物件は比較的築年数が古いものが多く(いわゆる”古民家”等)、さらには一般の不動産屋を介さずに取引されることも多いそうです。

ガソリン代:東京より高く、地方都市より安い?

どこに行くにも電車がベースだった東京と違い、淡路島では車がないと生活できません。高いかもと想定していたガソリン代ですが、平均と同じか少し高いくらいのようです。
競争が少ないため、東京の環状八号沿いの激戦区で提示されるような価格は島内では見かけません。一方、地方都市に比べると淡路島のガソリン代はむしろ若干安いのではないか…というのが実感です。

全国平均(8/27時点) 118.1円(ガソリン比較サイトより)
島内の近所のガソリンスタンド(8/26時点) 119円

余談ですが、淡路島では軽自動車は車庫証明が必要ないんですよ。これもちょっとした驚きでした。土地がふんだんにあるからなんでしょうか。

その他の日用品:大手チェーンとAmazon

コンビニ セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート
ホームセンター コーナン、コメリ
家電量販 ジョーシン、ヤマダ電機
ドラッグストア ウェルシア、コスモス
衣料 ユニクロ
家具/生活雑貨 ニトリ
カー用品 オートバックス
通販 Amazon

大抵のものは島内で揃ってしまいます。中でもAmazonは便利で、モノによっては翌日に届きます。田舎暮らしの強い味方じゃないでしょうか。
現状島内になく、あったらいいのにと思うのは無印良品くらい。後、書店はいくつかありますが、本の品ぞろえがイマイチなので、東京に行った時にまとめ買いすることが多いです。

田舎暮らしの生活費まとめ:淡路島の場合

私はそもそも不動産価格に魅かれ、田舎暮らしを始めました。一方、競争がない分、淡路島は物価が高いとも聞いていたのです。しかし、結果的には生活費も安くなりました。
下にこれまでの話をまとめておきます。あくまで一例ですが、ご参考まで。

価格 備考
光熱費 プロパンガス条件交渉、エアコン使用時間減少
水道代 × 上下水共に高い
通信費 変わらず(当初は固定回線の品質が低かったが現在は安定)
食費 産直市場、地元スーパー
住宅費 条件に合う不動産が見つかれば
ガソリン代 変わらず
日用品 変わらず(大手チェーン、Amazon)

最後に一言。ここまで書いておいてなんですが、確かにコストも大事ではあるのですが、「気に入った地域を見つけ、そこに住む」というのはプライスレスな幸せだと思います。