電気、ガスの次は、田舎暮らしの「水」にかかるお金をまとめます。

上水道:都会と比べると淡路島は特に高い

移住前に「淡路島は本州から水を引いているので水道代は高いよ」と言われていましたが、我が家のここ1年間の平均は2,500円/月程度です(使用量は11㎥/月)。この程度の値段なので都会暮らしに比べてそれ程高くなったという感覚はなかったのですが、記事を書くにあたって改めて調べてみると、東京の水道料金とは確かに違います。
さらに今年は我が家に庭ができ、夏場は水やりが必要になってきて、状況は変わりつつあります。淡路島ではここ最近雨がほとんど降っていません。少なくとも1ヶ月はまともな雨がなく、私は頻繁に植物に水やりをしているのですが、今月は7,830円という請求がきてしまいました(使用量は31㎥)。水道料金って使えば使うほど単価が高くなる仕組みになっているんですね。人生でこんなに水を使った経験がありませんが、東京とは随分差がありそうです。いや、雨乞いしたい気分です(笑)。

下水道:浄化槽の維持管理

私が住んでいる地域には下水道が整備されておらず、浄化槽を設置して暮らしています。浄化槽とは微生物によって生活排水や汚水を処理する設備で、一旦設置してしまえばトイレも水洗ですし、何か異臭がする訳でもありませんし、普通に快適に生活できます。

浄化槽

コストは下記のとおり。「月額コスト」はもろもろかかる費用を合算し、分かりやすく月単位にならしたものです。

金額 内訳
初期
コスト
338,000円 670,000円 工事費
-332,000円 補助金
月額
コスト
3,100円/月 5,400円(3ヶ月に1回) 定期点検
15,000円(1.5年に1回) 汲取り
5,700円(1年に1回) 法定検査

東京の下水道は月20㎥利用したとしても2,000円弱。やはり都会に比べてコストは高いという結果です。私の場合、コストは移住前に想定していたことなので特に問題ないのですが、浄化槽がらみで納得しがたいことが一つだけあります。それは、上の表にもある「法定検査」です。

主な趣旨は、民間業者による「定期点検」を受けていること自体をさらに点検する、という訳の分からなさ。兵庫県水質保全センターの下請け業者がわざわざ家まで来て、民間業者による「定期点検」の書類を「点検」していきました。他に外観検査や水質検査もありますが、下請け業者曰く、オマケだそうです。
そもそも「定期点検」を受ける受けないは自己責任じゃないですかね。どうしてもそれを検査したいなら、「定期点検」の民間業者が兵庫県水質保全センターに報告すれば済む話です。実際、民間業者と水質保全センターとは連絡をとり合っているので簡単に解決できるのです。

「定期点検」や「汲取り」と違い、「法定検査」は何の役に立っているのか理解できなかったので、家にやってきた下請け業者に聞いたところ、実際そういう指摘を受けることは多いらしく、中には検査を受けない方もいるとのことでした。試しにネットで検索してみると、そういったサイトが数多く出てきます。

私は必要なもの、役に立つものには気持ち良くお金をお支払いします(当然です)。一方、必要もないのに妙な理屈でお金や時間をとられるのは大嫌いです。税金として徴収され、本当に必要な別の何かに役立てられるならまだ納得できますが、わざわざ仕事を非効率にし、法律で義務付けることで(※後で分かりましたが義務ではないようです)無駄な組織が維持されている。ろくなもんじゃありません。が、ずっと付き合っていかないといけないんです(泣)

浄化槽そのものは比較的便利だと思いますが、こういった背景から決してオススメはできない…というのが正直なところです。

次回は通信費をまとめます。