暴落
株式市場、随分荒れた動きになって参りました。
NK225:31,458.42(前日比-4,451.28、-12.40%)
TOPIX:2,227.15(前日比-310.45、-12.23%)
水準が随分高くなっているので”率”をベースにご覧頂いた方がよいかと思いますが、なかなか見ない数字で、今回の下落の大きさを物語っています。
実は、私のトレードシステムは先週金曜日から暴落を示唆するシグナルが出始めており、本日ほぼフルポジションの状態になります。
2020年のコロナショック以降、私が統計的に判定している「株式市場の暴落」は一切起きておらず、今回は本当に久しぶりの暴落相場となるのではないでしょうか。
巷では、金利上昇が原因だとか、円高が原因だとか、米国経済の衰退?が原因だとか、言われているようですが、アベノミクスの化けの皮がはがれただけのような…。
- 日本は輸出国家であり、円安/株高によって、輸出企業の業績が良くなり、日本経済が回復し、皆様の生活は豊かに…なりましたか?
私からすれば、「ほらね」の一言であります。
日本銀行には、この国の金融政策、そして中央銀行の役割を正しく元の状態に戻して頂きたいと切に願います。
こんな実験をしなくても、普通のビジネスマンなら肌感覚で分かる話なんですけどね…。
ちなみに、私の知人の優秀なビジネスマン兼投資家で、テレビに出て「円高の何が悪いんじゃい」と言った人がいますが、すぐに出入り禁止になってました(笑)。
特に経済(株価でも為替でもない!)というものに対する理解に自信のない方は、この国の大本営発表を鵜呑みにしてはなりません。そして、エコノミスト、学者、株式投資家、不動産投資家といった肩書を持つ方々の、アベノミクスに対するポジティブな拡散も。
主語を日本経済にしていても、ほとんどの場合、主語の実態は自身の給料や保身だったり、広告収入だったり、株価だったり、金利だったりする訳です。つまり単なるポジショントークなのではないか、そう疑うべきなのであります。
# 性格悪いですかね、私(笑)
いずれにしろ、アベノミクスは日本経済を壊した大きな失政として、将来語られることになるでしょう。
残念ながら、この影響はまだまだ続きます。
さて、話を元に戻しますが、今回の暴落相場、どういう結末になりますでしょうか。
P.S.
シストレWebでは会員の皆様に向けて緊急セミナーを開催し、私のポジションやシグナルの発生状況を共有しつつ、
・今後の想定と持つべき覚悟
・暴落相場から学べること
といったテーマでお話しています。
私は相場予想は一切しませんが(意味がないからです)、統計的な分析による可能性をお伝えするようにしています。
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