TOPIX需要の結果

12月のTOPIXリバランスですが、私の基準ではこれといった銘柄がありませんでした。2883大冷(選抜株式レースでも1週だけ選択)と2157コシダカホールディングスを少し売買しただけで、今月はほぼ様子見に近かったです。
日本取引所の浮動株比率開示ルール変更の影響を見たかったという背景もあります。個人投資家が不利になる変更なので、コバンザメ投資の参加者が減り、リバランス日当日の値動きに限ってはいい影響があるかも…、などと考えていたのですが、少なくとも今月はイマイチでした。

2883大冷
20161229_2883大冷

2157コシダカホールディングス
20161229_2157コシダカホールディングス

後、私自身がこれまで狙っていた値動きが消えているようにも見え、自己ルールを見直す必要があるかもしれません。いずれにしろ、もう少し様子をみたいと思います。

12月の反省など

12月の結果は、

  • 指数リバランス等の需給トレード:プラス
  • システムトレード(スイング):マイナス
  • システムトレード(デイトレ):マイナス

でトータルは微減という成績でした。足を引っ張ったのはデイトレの売り。今年本格的に運用を開始したルールで年間通して見れば頑張ってくれましたが、今月は調子が悪かったですね。1年間運用してみて欠点も見えてきたので、今月途中で少し修正を加えました。
スイングはほぼトントンです。実はつい最近まで比較的好調だったんですが、最後に超大手の某粉飾決算企業Tの逆張りで含み損を抱えてしまいました。お分かりの方も多いと思いますが(笑)、今日は反発したみたいですね。

年間トータルの成績は概算で約25%。成績自体はまあまあといったところでしょうか。ただ、例年に比べてドローダウンをかなり小さく抑えることができまして、トータルとして見れば個人的に狙った通りの結果が出たと言えそうです。もちろん、単に運が良かっただけかもしれませんし、引き続き工夫を重ねていきたいと思っています。

ちなみに、選抜株式レースでの私の年間成績は約98%みたいです。レース銘柄に全資産をつっこめば、これだけの利回りが得られたことになります(笑)。しかし、この場合、途中の資産の変動が激しく、耐えられる人はまずいないでしょう。レバレッジのコントロールを間違えば破産だってあり得ます。
で、他銘柄への分散によって資産の安定を図る訳ですが、安定と引き換えに利回りが25%程度にまで落ちたという見方もできるのです。さらに分散すれば、利回りは市場平均に収斂していくはずです。着眼点が同じであっても資金管理次第で見える風景(利回りと安定度)は全く変わってくるという良い例ですね。

今年も何とか無事に終えることができました。
年始には日経平均入替イベントもありそうですし、来年は情報発信の仕方をもう少し工夫できないかなと思っております。
いずれにしろ、引き続き頑張って参りますので、よろしくお願い致します。