昨日、無事北海道から帰って参りました。
淡路島を出発したのが6/3なので、約40日間旅していたことになります。特に予定を立てていた訳ではありませんが、当初想定していたより少し長くなったかなと思います。これでも、疲れもあって(笑)、道央や道南はあまり訪問せずに帰ってきたんですけどね。北海道はデカいです。

基本的には遊び優先の旅で、美しい景色、美味しい食事、そしてたくさんの人達との出会いを満喫してきましたが、自身がチャレンジしたいと考えているビジネスについても、多々気づきがあり、理解が深まりました。改めて感じた日本の素晴らしさ、一方のイケていない官主導の経済政策等、いくつか記事にしていきたいなと考えています。

旅行中もシステムトレードだけは継続していました。といっても、私のシステムは相場に張り付く必要はなく、毎日夜にPCを開き、プログラムを回し、その出力結果をもとに翌日の注文を入れていただけです。ちょうどギリシャの債務問題等でボラティリティが大きくなった相場だったので市場のミスプライスも数多く見つかり、旅行代くらいは稼げているかもしれません。又、選抜株式レースの方もプレミアリーグに復帰することができました。

ギリシャ問題、というかユーロという通貨の構造的な問題は、既に随分前から資本市場では明確に認識されており、プロの方にとっては想定内の動きでしょう。つまり、今更騒いでいる人は少なくともプロではない可能性が高く、話半分に聞いておいた方がいいかもしれません。ギリシャ国債を抱えている欧州の銀行はしんどいかもしれませんが、マクロ経済への影響は限定的で、リーマンショックのような信用収縮にはつながらないでしょう。現在、私は市場が間違えた(下げ過ぎた)と判断したタイミングで、逆張りで入っていくということを繰り返していますが、まだ暴落という程の下げも来ていないようです。

一度ギリシャをユーロから切り離し、ギリシャに独自通貨を発行させれば、「通貨の切り下げ」という苦い薬は飲まねばなりませんが、どこかでリスクマネーがギリシャへの投資に向かい、再生というプロセスも見えてくる、というのが歴史の教えです。「EUからユーロを恵んでもらう+緊縮財政」だけで国が再生するとは思えないですね。新たな投資を呼び込めるかどうかが肝で、そのためには一度ギリシャをユーロから離脱させるのが通常の解決策だと思いますが…。

思いっきり遊んだ後なので、今はすごく仕事がしたいです。しばらくブログ更新していませんでしたが、改めてよろしくお願いします。

写真:礼文島から見た利尻富士
礼文島から見た利尻富士