北海道へ
独立以降ずっと走り続けてきたので、しばらく旅に出ることにしました。行先は梅雨がないと言われる北海道。
妻も私も元バックパッカー。車中泊やキャンプを交えながら、思いっきり楽しむつもりです。トレードも最低限にしようかなと思っています。
徳光PAの飲食店「エイワン千代」はトラック運転手のオアシスだった
淡路島を車で出発し、北陸道に出て、日本海側をひたすら北に向かいました。1日目は石川県の徳光PAで車中泊です。近くに温泉や海水浴場まで併設されていて、このPAの設備の充実度は半端ないです。
そして、ふと入った飲食店「エイワン千代」。
ここのぶりカマ定食は本当に美味!「トラック運転手に良いものを食べさせたい」というこだわりで、付け合わせも含めて全ておかみさんの手作りなんです。実際、ここはトラック運転手のオアシスになっており、店内は常連のトラック運転手の写真で埋められていました。おかみさんは、どれだけ暇な日でも、いつ運転手がやってくるか分からないので、営業時間中は絶対に店を閉めないそうです。
おかみさんと話していると、ソフトクリームをサービスして下さり、店を出る時も見えなくなるまで見送って下さいました。「気をつけて行ってくるんだよ~」って。帰りにもう一度寄るつもりです。
道の駅で職務質問!?
2日目は秋田県まで走り、道の駅てんのうでまたまた車中泊。ここも温泉が併設されています。我々は、温泉さえあれば車中泊も快適に過ごせる体のようです。
温泉に入り、車の中でそろそろ寝ようかなと思っていると、車のドアを誰かがノックします。警察でした。ここは車中泊しても問題ない場所のはず…、と思って話を聞いていると、練炭自殺とか危険ドラッグを取り締まっているとのことでした。平和そのものの車内を見た瞬間分かって頂いたとは思うのですが、一通りチェックを受けることになりました。
- (警官)ドアに危険ドラックがないかチェックしていい?
→どうぞどうぞ。 - (警官)免許証見せてくれる?
→どうぞどうぞ。 - (警官)仕事は何してるの?
→…。
独立以降、この質問にどう答えるか、結構悩みました。
- 株式投資やってます
なんて答えたら、ギャンブラーといった偏見の目で見られること間違いなしでしょう。これまで10年以上続けてきて、私自身は自分のやっていることを市場のミスプライスを訂正するサービス業のようなものだと考えています。そもそも、それなりに社会性とか信念を持ってないと資本市場で継続して生き残ることって難しいんじゃないかな、とも思っています。
しかし、そんなことを初対面の方にうまく伝えられるスキルは私にはありません。むやみに第一印象を悪くしても仕方がないので、いつも通り
- (私)ネット関連の仕事で、最近独立しました
と答えました。これまではここで収まったのですが、この警官は
- (警官)ネットで何売ってるの?
とさらに重ねてくるんですよ。もう面倒になってきて、
- 株ですよ、株!日本株だけじゃなく米国株も!たまに通貨も!昔はデリバティブ取引もやってました~(^^)v
って答えてやろうかと思いましたが、とにかくこの話題から逃れたいので、
- (私)広告枠とか、モノじゃないものを売ってます
って答え、難を逃れました。私はこのブログ以外にWWWページも運用しているので、嘘はないんですよ。でも、改めて会社員時代は絶大な信用があったのだなあと感じた次第です。
こんな濃い体験をしつつ、その翌日には青森からフェリーに乗り、無事北海道に上陸しました。
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