硬い話が続いたので、息抜きも兼ねて先日の南インド旅行の写真を紹介してみたいと思います。

第1回目はバンガロール。
インド第3位の人口を抱える大都市で、インドのIT産業の中心地でもあります。
今回、私はバンガロールからインドに入国し、1日という限られた時間でしたが徒歩とオートリキシャ―を使ってひたすら街を散策しました。エリアによってはインドらしい混沌とした通りもありましたが、全体的にどこか大都市らしい落ち着きがあったように思います。

マジェスティックマジェスティック

バンガロールの交通の中心地。鉄道駅に加え、長距離バスや市内バスのターミナルが全てこのエリアに集約されていて、活気がありました。近くには私営バス会社の店舗が数多くあり、私はハンピへの夜行寝台バス(スリーパーバスとも呼ばれます)を手配しました。

ヴィダーナ・サウダヴィダーナ・サウダ(政庁ビル)

バンガロールはカルナータカ州の州都で、このヴィダーナ・サウダはカルナータカ州の政庁ビルです。新ドラヴィダ様式の大建築はバンガロールの観光名所でもあります。

カボン公園カボン公園

ヴィダーナ・サウダのすぐそばにある公園で、現地の方が思い思いにくつろいでいました。写真に写っているカラフルな建物は図書館です。

CoffeeBoard1Coffee Board

インドというとチャイ(紅茶)のイメージがありますが、南インドはコーヒーの産地としても有名で、街中にコーヒー屋さんもあります。インドのコーヒーは苦味を加えるためにチコリという植物を混ぜたものが流通していますが、こちらの店では純粋なコーヒーが楽しめると聞いて足を運んでみました。

CoffeeBoard2
地元の方が次々にやってきて店内でコーヒーを楽しんでいます。飲み終わったらすぐ出ていくのが礼儀みたいで、私が飲み終わるとすぐに別のお客さんが席にやってきました。のんびり過ごすという訳にはいきませんでしたが、美味しいコーヒーだったので、コーヒー豆をお土産用に購入。

オートリクシャーオートリクシャー

歩き疲れたらオートリキシャ―に乗ります。南インドではボラれるといったこともなく、皆さんリーズナブルな料金で乗せてくれました。100ルピー(170円くらい)もあれば、バンガロール市内はほぼ移動できます。

ティプー・スルターン宮殿ティプー・スルターン宮殿

1791年にマイソール王国の支配者が建てた宮殿。木造建築の小さな宮殿で、バンガロールの見どころの1つです。

下町下町

ティプー・スルターン宮殿からマジェスティックに戻ろうと歩いていたら、こんな通りに迷い込みました。大きな荷物を抱えるインド人、買い物を楽しむインド人、クラクションを鳴らす車、露天、牛、犬…、全てが思い思いに動いています。インドらしい混沌とした世界で、慣れるととっても楽しいです(笑)。

夜行寝台バス1夜行寝台バス(スリーパーバス)

バンガロールからハンピまで夜行寝台バスを利用しました。写真の左側がシングル、右側はダブルベッドになっていて、寝ながら移動できるというスグレモノ。面白そうなので乗ってみたかったんですが、問題はシングルベッドを予約できるかどうか。見ず知らずのインド人とダブルベッドで寝る勇気はありません(笑)。予約にはインドの携帯やクレジットカードが必要なので、日本であらかじめ予約しておくのは難しいと思います。

夜行寝台バス2朝マジェスティックで予約したシングルベッド(500ルピー=860円)。実際に乗ってみた感想としては、まあまあといったところでしょうか。横になれるので楽なんですが、インドの悪路を走るため結構揺れるのと、すきま風が少々寒かったです。熟睡できたかと言われれば微妙ですが、こうしてインドの方々の日常生活に交じって移動するのは楽しいものです。