今年も残すところ後わずかとなりました。例によって一年を振り返り、年内最後の記事としたいと思います。

私にとってこの1年は、シストレWebの立ち上げに全力を注いだ年となりました。まだ規模は小さいものの、「継続していけるだけの経済的基盤を確立する」という最低限の目標は早い段階で達成でき、まずは一安心といったところでしょうか。

日本では株式投資という言葉にギャンブルのイメージが付きまとい、どこか怪しい響きを感じる方が多いのだろうと想像します。実際、私も始めはそうでしたからね(笑)。が、値動きをきちんと研究し、一つずつ紐解いていけば、これだけ面白い(=利益が上がる)ということをお伝えできるのではないか…、そんな思いでプログラム開発やコンテンツ作りに取り組んできました。
一方、株式投資にはマーケットインパクトという繊細な問題があります。全員が同じ売買をすることで優位性がなくなり、儲かるのは商材屋だけ…、という道だけは絶対に歩みたくありません。(私を含む)会員全員が共存共栄するには、最終的に1人1人が手を動かして独自のトレードシステムを作る以外に方法はありません。クラウド等のIT技術を駆使し、その作業を大幅に効率化したとはいえ、手間はかかる訳です。しかし、私はそういった研究をいとわない方が集う会員組織として、シストレWebを育てていきたいと考えており、今年1年の経験でその思いはより強くなりました。

私がこの1年間で得た最大の財産、それは人からの刺激だと思うのです。
会社員を卒業後、私は何をするにしろ、基本は1人でした。毎日出社し、様々な人とコミュニケーションをとり、自身の軌道修正をする、という当たり前にあった刺激がまるごとなくなってしまったのです。
しかし、シストレWebを立ち上げたことによって、それが復活しつつあります。
何よりもまず、会員の方々から頂くFeedbackには大いに刺激を頂いています。株式市場に本気で興味を持つ者同士ということが大きいのだと思いますが、面白いリクエストを頂いて実際にプログラムに機能追加をしたり(今では私も愛用しています笑)、私が気付かなかったバグをご指摘頂いて修正したり、セミナーでお話したテーマをベースに議論を交わしたり…。1つ1つに真剣に向き合ってきましたが、本当に充実した時間でした。
又、それ以外にも、これまでになかった問い合わせを頂くようになり、中でも情報番組「キャスト」に取り上げて頂いたのは、貴重な体験となりました。
この場を借りて、改めて関わって下さった全ての方々に心から感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。

来年もシストレWebの安定運用、そしてブログも含めた魅力的なコンテンツ作りに、一歩一歩進んで参ります。又、まだ詳細はお話できないのですが、並行して次の仕掛け作りにも着手する予定でおりまして、引き続き楽しく活動できれば…と考えております。

このブログが、読者の皆様にとって、何か良い刺激となりますように。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さいませ。