先週末、大阪で開催された個人投資家忘年会に参加して参りました。独立後の私にとって、もはや年末恒例行事でして、今年で3度目の出席となります。が、まだまだ初対面の方もおられて、今回もそういった方々とお話させて頂きました。

株式投資という共通の話題はあるものの、その手法は皆さんマチマチですし、情報交換レベルの話はするものの必要以上に詮索することはお互いにありません。基本的な考え方に触れるだけで十分刺激になりますが、もし話を伺って実際にやってみようと思えば、自分で調べて自らのリスクで一からスタートとなります。私はそちらの方が健全だと思いますし、おかげで気持ちよくコミュニケーションがとれます。

そしてもう一点、大いに刺激になるのが、株式投資以外の活動です。
会社員の方はおられませんでした。「最近会社員を卒業した」という方が1人いらっしゃったので、偶然だとは思いますが。
いずれにしろ、多くの出席者が株式投資以外の活動もされているのは興味深かったです。その詳細をここで書くのはマナー違反な気がするので書きませんが、専門職の仕事だったり、長年培ってきたスキルを生かしたその方ならではの仕事だったり、何か新たなビジネスを興したいというチャレンジ精神からくる活動だったり。共通しているのは、皆さん楽しそうに話されるということでしょうか。中には「マジ?」と思うような規模で活動されている方にもお会いしました。本当にいろんな生き方があるものです。

もし読者の中に、会社員をされていて将来独立したいという方がいらっしゃったら、ご自身がずっと楽しんでやり続けられる活動を、社内社外問わず探し続けることをオススメします。決して探すことをあきらめてはなりません。何か”ハマれるもの”を見つけたら、それが人生の宝になる可能性は大いにあるのですから。
改めて考えてみると、株式投資一つとっても、私はいろんな恩恵を受けている気がします。経済的な基盤という側面はもちろんありますが、その分析の過程で経済を独自の視点で捉えることができるようになったり、他の投資/ビジネス機会に関心が出てきたり、技術面ではプログラミングの知見を得たり。学生時代に授業で習うプログラミングとは、身につくレベルが圧倒的に違う訳ですよ(笑)。

話がそれてしまいましたが、忘年会の出席者は、興味のある分野で、時には失敗も経験しながら、一歩一歩活動を積み重ねていき、いつの間にか大きなアセットができあがった、そんな方々が多いように感じた次第です。

大阪でもろもろ用事を済ませた後、空いた時間を使って街を散策してきました。
御堂筋もすっかり年末モードです。

御堂筋