最近、選抜株式レースからのアクセスが多いと思ったら、タイトルの通り

「AROT氏、通算成績○○%で初の完全優勝を狙う!」

といった感じで、取り上げて頂いてたみたいです。
ありがとうございます。>運営者様

ご存知ない方のために紹介すると、選抜株式レースというのは、個人投資家が株式投資のパフォーマンスを競い合うサイトです。過去の成績によって、プレミアリーグ、メインリーグ、オープンリーグの3リーグに振り分けられ、1レース(=3ヶ月間)の成績を競い合います。そして、プレミアリーグに所属しながら全リーグトップの成績を収めた場合、完全優勝となります。

手前味噌になりますが(笑)、私はプレミアリーグに在籍していることが多いですし、トップ5くらいの成績を収めることは結構あります。ただ、一度も完全優勝したことがありません。そして、今後も完全優勝することはまずないと思います。正直に言うと、半ば無理だとあきらめています。
念のためですが、いい加減な銘柄選択は一切していません。それなりの支持も頂いているみたいですし、毎週十分配慮した上で1銘柄を選択しています。

では、なぜ無理だとあきらめているか?
それは、私が利回りだけを追求する投資家ではないからです。利回りに加え、安定性にも配慮している点が、もしかしたら私の大きな特徴なのかもしれません。良くいえば「手堅い」、悪くいえば「面白みに欠ける」となるでしょうか(笑)。
安定性に配慮すると、どうしても利回りが犠牲になります。その中で、どうバランスをとるか。選抜株式レースの自己紹介の欄にも書かせて頂いている通り、私が最も力を入れて取り組んでいるテーマは「リターン/リスクの極大化」です。選抜株式レースはもちろん、実際の運用においても。

過去1年の成績表をご覧ください。
2017年9月時点で、累積成績120.73%、1レース(3ヶ月)の平均成績21.9%に対し、標準偏差はわずか1.68%です。少々出来すぎの感はありますが、平均成績に比べて標準偏差がとても小さいのが私の特徴です。累積成績(利回り)と標準偏差(安定性)のバランスに注力していることがお分かり頂けるのではないでしょうか?

もし、私が完全優勝を狙っていたら、今週6098リクルートホールディングスを選ぶことはなかったでしょう。今日時点で1位の方と20%以上の差があるのですから。6098では無理です(笑)。もっとボラティリティのある銘柄を選ばないと…。自身のシステムトレード銘柄の中でボラティリティの大きそうなもの、もしくは直近IPO銘柄でもいいとは思いますが、私は余程のことがない限り、そういった銘柄は選びません。

そうはいっても、プレミアリーグ優勝となれば、普通にうれしいですけどね~。