暴落をお伝えした翌日、いきなり反発しましたね。システムトレードの補足説明として、比較的良い例になったと思います。

念のためですが、このシステムは決して相場の底を当てられるというものではありません。買いに有利な局面であることを示唆しているだけで、仕掛けた後でさらなる下落に見舞われて大きな含み損を抱えた後、突如として急反発するというケースもままあります。なので、追証にかからないような厳密な資金管理が不可欠であることも付け加えておきます。又、稀に最終的に損失を出して終わることもあります。しかし、繰り返していれば長期的には利益が見込めるというのがこのシステムの強みです。

昨夜のNYも上昇していますし、来週以降、私は仕掛けたポジションを少しずつ手仕舞っていくことになるでしょう。こうして空いた資金枠は、仮に暴落第2波が来た時の貴重な武器となります。ここからさらに上昇するか、それとも再度下落に転じるか、未来のことは誰にも分かりません。だって、基本的にはランダムウォークですから!!

今回は「システムトレードの例があると分かりやすいかな」と思いまして、下落を疑い始めるところから、本格的な下落、そして暴落と立て続けに情報発信してみました。日経平均株価の動きを見ていても相場全体のことは分かりませんが(株価指数としてはTOPIXの方が優れています)、システムトレードによって比較的その実態に近づくことができるのです。

P.S.
しかし、2016/1/22の日経平均株価は前日比+941.27円と大幅上昇ですが、売買代金はわずか2.8兆円しかありません。スカスカな注文の中を株価は上がっていった訳です。以前も指摘しましたが、日本の株式市場は壊れかけているのではないでしょうか。