今週の日本の株式市場は小型株も含めて下落し、先週とは雰囲気が異なってきました。私が逆張りで保有している銘柄も10を越え、ポートフォリオ全体のパフォーマンスも悪化してきましたが、まだ暴落と言えるような極端な状態ではなく、通常の下落の範囲内だと私(のシステム)は判断しています。

最近相場に参加された方は下落に対する経験があまりなく、戸惑っているかもしれませんが、市場は上昇する時よりも下落する時の方がその速度は速く、よくある下落相場の1つでしょう。むしろ日銀やGPIFが買い支えている分、速度は通常より遅くなっている気がします。フェアバリューに到達するまでの時間も長くなってしまうかもしれません。全く、厄介なことをしてくれます…。

念のためですが、「さらに下落しますよ」と言っている訳ではありません。正直に言うとその可能性は高いと思ってはいますが、相場の予測など当たるものではありません(ランダムウォーク)。システムトレードでは、さらに下落した場合と反転した場合の両方を想定し、優位性の高い局面/優位性の高い銘柄に絞って売買を繰り返すだけです。そして、暴落とは、優位性の高い局面の典型例です。

当たり前ですが、逆張りは中途半端な位置で仕掛けると痛い目に会います。システムのシグナルにしたがって淡々と売買しようと思います。
又、現在株式レースで選択している7458第一興商も保有しています。コバンザメ投資としてはなかなかに面白い銘柄です。資金管理上設定している最大数量にはまだ届いていないので、暴落が起きれば買い増すかもしれません。起きなければ起きないで、自身のルールに基づいて手仕舞いするだけです。