Dropbox創業者ドリュー・ヒューストンが語ったMITでの卒業スピーチをご存じでしょうか?Dropboxは私も愛用しているツールですが、この卒業スピーチにも心を動かされます。人生のコツは、

  • テニスボール
  • サークル
  • 30,000という数字

の3つだけ、というお話です。意訳になりますが、簡単にまとめてみました。面白いので是非全文も読んでみてください(本文はこちら、日本語訳はこちら)。

テニスボール

何か大事な問題の解決に「夢中(obsessed)」になること。「好き(love)」なことを仕事にするということじゃない。好きだと思い込むのは簡単だし、そう思わないとやってられないものだから。
犬がテニスボールを追いかける時の目を思い出そう。目はぎらつき、何か障害があっても猪突猛進、あれが成功者の姿だ。ただやみくもに自分を頑張らせる(push)のではなく、自分自身を引き出す(pull)テニスボールを見つけること、簡単に見つからないけど、見つかるまで自分の内なる声に耳を傾けるんだ。

サークル

人は、共に時間を過ごす5人の平均になるという。君の5人のサークルに誰を入れるか、考えよう。自分に刺激を与えてくれる人と過ごすことは、才能や一生懸命働くのと同じくらい大事なんだ。そして、何をやるにしろ、そのトップが集まる場所に行こう。MITもハリウッドもシリコンバレーも唯一の場所。妥協してはならない。

30,000という数字

人生は30,000日しかない。練習や準備なんてしている暇はないんだ。まず始めること。学校と違って実社会では失敗は大したことじゃない。たった1度正しければそれでいいんだから。自分はパーフェクトに生きるより面白く生きよう、そう決めたんだ。

考えさせられませんか?
自分自身にあてはめてみました。

自分自身にあてはめてみると…

  • テニスボール
    私の場合、仕事は好きな方だったとは思いますが、それでも残念ながら会社でテニスボールを見つけることはできませんでした。独立した今、「これが自分のテニスボールかも」というものがいくつかありますが、正直まだよく分かりません。
  • サークル
    私が淡路島を移住先に選んだ理由の1つに、神戸にいる友人の存在があります。昔の職場の後輩ですが、私に投資を教えてくれた友人でもあり、既に独立して成功を収めている大先輩でもあります。先日、我が家に招待して話をしたところ、大いに刺激を受けました。近くに魅力的な友人がいる、これは大きなアドバンテージですね。と同時に、東京に出たことは私の人生において最善の決断だったとも思います。東京は世界でもトップの都市。面白い人間がたくさん集まってきます。彼らと過ごした時間は一生の宝になるでしょう。彼らと出会っていなければ、独立も実現していなかったかもしれません。
  • 30,000という数字
    現在私は42歳。42歳×365日=15,330日を既に使ったことになります。これからは、走りながら考え、面白く生きたいと思います。