久し振りの投稿になります。

私事で恐縮ですが、実は先日、愛犬が亡くなるという悲しい出来事がありまして、ここしばらくは何も手につかず、ただ時間だけが流れていく…、そんな生活が続いていました。

私は結婚してから生活を共にするようになったのですが、それでも10年の付き合いになります。とにかく頭が良く、手間のかからない犬で、一緒に暮らすことに何の違和感もありませんでした。むしろ、彼女がいてくれたおかげで救われたことの方が多かったくらいです。さらには、会社員時代、独立、淡路島移住と、私の人生の大きな節目に寄り添ってくれたパートナーでもあります。
そんな彼女との別れは突然でした。ギリギリまで我が家での日常生活を満喫し、我々に何の苦労もかけずに旅立っていったのですから。最後まで見事としか言いようがありません。

当初は彼女の体調の異変に気付かなかった自分を責め、「もっとしてやれたことがあったんじゃないか…」そんな罪悪感にさいなまれていました。しかし、昔の写真を妻と見返しているうちに、ここまで共に過ごしてきた時間の素晴らしさに気づき、少しずつ楽になってきた気がします。と同時に、何気ない日常がいかに貴重な時間であるか、この歳になって改めて気づかされました。
独立して淡路島に来たことで、彼女と過ごす時間は格段に増えましたし、淡路島の自然の中で過ごせたことも良かったと思えます。今では、彼女が好きだった日常生活に少しずつ戻り、彼女との思い出がつまった島の自然に囲まれながら、改めて全力で人生を生きようと決意を新たにしているところです。

大きな喪失感でまだまだ弱っておりますが、書きたいことはたくさんありますし、少しずつ復活していこうと思います。