先日、今年になって着手したトレードシステム(スイング)の改良がようやくキリのいいところまで終わりました。様々な工夫を試すのはもちろんですが、システムに存在する欠点を見つけて早目につぶしておこうという訳で、求めているのは利益ではなく安定です。給料という安定収入がないので、資産の大きな浮き沈みを極力避けたいのです。トレードシステムの開発は「有効なルールを考える→過去の相場で検証する」という地味な作業の繰り返し。淡路島は居心地がいいので気付きませんでしたが、振り返ってみると今年私はほとんど休みをとっていません。自営業も甘くないんですよ(笑)。

しかし、さすがに気分を変えたくなってきて、海外にでも行こうかと思い始めました。
家に老犬がいるため、当面海外は一人旅です。妻も興味を持っている国は避け、行先は中国となりました。仕事でもプライベートでも何度となく訪れていますが、何せ広いですから未訪問の街はたくさんあります。早速、淡路島の図書館で本を借りてきました。

図書館の本

“西安に入り、鉄道で途中下車しながら敦煌まで、シルクロードをゆっくり旅してみよう”、”中国語の練習にもちょうどいいし”。フライトはマイレージの特典航空券で手配可能、鉄道の空席もありそうです。さあ予約しよう、そう思った時、私は何となく気になってパスポートの有効期間を確認しました。

2017/1/12

あ、6ヶ月きってる…。
入国時に残存期間6ヶ月以上を要求する国は多いですが、中国の場合は「入国時6ヶ月以上が望ましい」。何だこれと思って調べてみると、実際には帰国時までの残存期間があれば入国できるようですが、ビザなしで滞在できる15日を過ぎ、現地で延長手続きをすることになった場合の残存期間不足を避けるため、このような表現になっているみたいです。
99%大丈夫な気がします。しかし、相手は共産国の中国。政治的にも微妙な時期だし、もし入国拒否されたら強制送還、その費用も負担しないといけないようです。パスポート更新は神戸でできますが、受取りまで約1週間。それから諸々手配すると、敦煌の観光シーズンが終わってしまう(すご~く寒くなる)。

いろいろ考えた結果、今回は呼ばれてないんだなとあきらめることにしました。
混雑してない時期だし、時間の融通はいくらでも効くし、何とでもなるだろうと甘く考えていた私。
時期を変えて別の国に行くか、国内を旅するか、改めて現在あれこれ妄想中です。