昨日はうずしお朝市に出かけてきました。
このブログでも何度か紹介させて頂いている朝市ですが、昨日は鱧(ハモ)祭りが同時開催。関東ではあまり食べる習慣のない鱧ですが、関西出身の私にはポピュラーな食材です。夏の風物詩の一つでして、湯引きした鱧を梅肉につけて食べるのが私のお気に入りです。

会場に着くと、いつも通りの人だかり。まずはお買い物です。
新鮮な魚にいつも目を奪われるんですが、我が家には魚をさばける人がいないので、カマスの一夜干しアジのみりん干しを購入しました。私が「帰宅するまで少し時間かかるんですよね」って言うと、店の方が品物を保冷剤と共に発泡スチロールのケースに入れて下さり、「このケース、車に積んでおけばいいんだよ。いつでも使えるでしょ。」とアドバイス。そうさせて頂こうと思います。
又、米粉のカステラも購入。地元の和菓子屋さん「栄堂」がお店を出されていて、横にコーヒーを売っているお店もあったので、朝食にちょうどよかったです。

さて、鱧祭りです。
ちょうど熊本地震復興支援を兼ねた鱧レースというイベントが行われていました。レース会場をご紹介しましょう。

鱧レース会場

このコースを鱧がすべり降り、その一着を当てる訳ですよ(笑)。
並べられているのは、淡路島特産の淡路瓦。私も淡路島に移住後初めて知ったのですが、愛知県(三河)の三州瓦、島根県(石見)の石州瓦と並ぶ日本三大瓦の一つで、淡路島の伝統工芸品なのです。

残念ながら既に受付終了していてレースには参加できませんでしたが、結構な人だかりで盛り上がってました。レースを終えたばかりの選手にも登場頂きましょう。

鱧

ふるまいは鱧すき(300食限定)。もちろん、行列に並びましたよ。鱧、淡路島特産の玉ねぎ、そーめんのような麺が入っていて最高に美味かったです。これをタダでふるまいっていいのかって思うくらい。

鱧すき

さらに、今回はまだ続きがあります。うずしお朝市では買い物をすると抽選券がもらえるんですが、その抽選に並んでいた時のこと。
ちょうど私の前に並んでいたオバちゃんが淡路島の玉ねぎを当てたんです。羨ましいなあと思って見ていると、何とこのオバちゃん、「そんなんいらんわあ」と言い残し、景品を見もせずに去っていくではありませんか。誤解のないよう付け加えておきますが、淡路島の玉ねぎは本当に美味しく、島外でも高値で売られているくらいで、プレゼントすると大変喜ばれるんですよ。
私はあっけにとられながら、「その玉ねぎ欲しいですって言ったらくれるかな…」なんて思っていると、抽選会場の人が鐘を鳴らし始めました。なんと私も当選。頂いたのは、ホテルニューアワジ プラザ淡路島露天風呂入浴ペア優待券。潮先温泉という温泉で鳴門海峡も一望できるとか。まだ行ったことがない温泉だし、楽しみが一つ増えました。
さすがに「玉ねぎも…」という勇気が私にはなく、「誰か玉ねぎ欲しい人いませんかぁー?」と叫ぶ声に後ろ髪を引かれながら会場を後にしたのでした。

あのオバちゃん、地元の方なんだと思いますが、私からするとカッコよすぎです。