不動産は税金の負担が重いアセット
私自身、今回初めて勉強したのですが、不動産には多くの税金が設定されているのですね。
不動産に関連する税金
不動産を取得した時にかかる税金として、
- 契約書を交わす際の印紙税
- 登記をする際の登録免許税
- 取得後にかかる不動産取得税
不動産を持っている時にかかる税金として、
- 固定資産税
又、もし取得資金の贈与を受けた時には贈与税がかかってきますし、市街化区域内に不動産を持っている時には都市計画税がかかってくる等、まだ他にもあります。
つまり、持家取得(=不動産投資)をする際には、この税金というマイナス要素を受け入れなければなりません。具体的には、”持家と賃貸はどちらが得か②“で書いた家賃収入から税金を引く必要がある、ということです。
不動産は所有しているだけで負担増
私は株式投資もしていますが、そちらと比べても、不動産の税金、特に所有しているだけで負担せねばならない固定資産税は重いというのが第一印象です。
移住や独立を考え始めて以来、家計の中の固定費を減らす努力をしてきましたが、固定資産税は工夫のしようがありません。
国が住宅ローン減税等を通して国民の不動産取得を後押しするのは、こういった背景があるのです。不動産を遊ばせておいても1円も生まれませんが、誰かが所有すれば税収が発生するのですから。
- 不動産を借りると、貸主に対して賃料を払う必要がありますが、
- 不動産を所有すると、国に対して(税金という名の)賃料を払う必要が出てくる
とも言えます。「所有」とは名ばかりで、不動産はあくまで国のものであり、それを借りている状態に近いのではないでしょうか。
不動産は英語でReal estateです。Realは英語では「本当の」という意味ですが、スペイン語では「王の」という意味です。サッカーチームReal MadridのRealですね。
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