先月の株式投資

先月の投資成績をまとめます。

  • 指数リバランス等の需給トレード:プラス
  • システムトレード(スイング):プラス
  • システムトレード(デイトレ):プラス

でトータルはプラスという成績でした。少しずつ、システムトレードが機能し始めてきたかもしれません。

選抜株式レースの方は、順張りシステム銘柄をメインに選択したところ、比較的良い結果が出ました。勝率は決して高くない(負けトレードが多いけど、勝つ時は大きく勝つ)システムなので、1銘柄での勝負となるとリスクは大きいです。正直、運に恵まれたかと(笑)。本来はもう少し堅いトレードを積み重ねるのが私のスタイルなんですが、他に良い銘柄が見当たりませんでした。

 2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月11月12月
需給トレード
システムトレード(スイング)
システムトレード(デイトレ)
合計

雑感

上にも書いた通り、システムトレードが少しずつ効き始めてきたように感じます。私のシステムは逆張り/順張り、スイング/デイトレ、ロング/ショートといった特徴の異なるルールを組み合わせてできていますが、一方的な上昇相場には弱い傾向にあります。理由は分かっています。順張りポジションが小さいんです。

しかし、「もっと順張りに資金を割り当てればいいではないか?」と聞かれれば、私の答えはNoです。
以前にまとめたことがありますが、順張りは逆張りに比べて保有期間が長くなる分、比較的ドローダウンが大きくなりがちです。順張りにあまり資金を振り向けない方が長期的な成績は良い、というのが私の検証結果でして、一方的な上昇相場が発生すると、置いていかれたり、ショートで損失を被ったりして成績が悪化することが多いです。

だからといって、成績が落ち込んだ時、何も気にしていない訳ではありません。成績が悪化し始めると、私は成績よりもドローダウンに注目することになります。
システムトレードの大きな利点の一つは、過去の最大ドローダウンの値が明らかになっていることです。最大ドローダウンを更新しなければ、いわば想定の範囲内。利益を出すために受け入れざるを得ないリスクであり、考えようによってはディフェンスが効いているとも言えます。一方、最大ドローダウンを更新した場合は、過去数十年になかった現象が起きている、もしくは開発したルールがそもそも間違っていることを意味するため、私はルールそのものの見直しに着手することになります。実際、今年も開発したてのルールに一度見直しをかけました。

正直、今年の成績はイマイチの結果に終わる可能性が高いでしょう。が、ディフェンスはうまく効いているようです。年末に向けて、今度は成績の方がこのまま伸びてくるといいなと思っております。
今年も残り1ヶ月。頑張って参りましょう。