私の移住先は淡路島です。
特に関東の方には、あまり馴染みのない土地かもしれません。

東京を離れようと思った理由

東京は多くの人が集まり、一流のサービスがあり、素晴らしい都市だと今でも思います。関西出身の私ですが、友人の多くは東京にいます。ただ、「職場」がなくなると、必ずしも都会に住む必要はありません。必要な時に行けばいいのではないか、と考え始めたのです。

  • 既に20年以上東京で暮らし、都会生活は十分満喫した
  • 独立後の生活費を安くおさえたい
  • 程よく田舎暮らしができて、いざとなれば都会に出られる、そんな生活ができればベスト
  • ただし、海外に行くことを想定し、空港までのアクセスは確保したい。海外に住むのもいいが、当面住むのは日本にして、興味のある国に行けばいい…

こんなことを考えていた我々が、ふと淡路島に興味を持ちました。兵庫出身の私にとっては全く知らないという土地ではありません。妻とのたわいもない会話が移住計画を行動に移すキッカケとなります。インターネットで情報収集を開始し、次の長期休暇の旅先は「淡路島」と決まりました。

淡路島との出会い

淡路島は島とはいえ、本州とも四国とも橋でつながっています。

  • 1時間も走れば神戸
  • 関空まで直通バスが出ている
  • 程よく田舎で、土地の価格が都会に比べれば驚くほど安い

実際に足を運んでみると、我々が持っていたイメージにかなり近いことが分かりました。そして何より、漠然と頭にあった

  • 自然の景観が楽しめる(海が見えるとベスト)
  • 高台にあって地盤がしっかりしている(地震対策)

といった条件に合う土地が見つかり、現地で信頼できる人達にもめぐり会えたのです。
資金計画を立てつつ、土地を買い、家を建てました。そして、いろんな偶然が重なり、最初の淡路島訪問から1年半余りで移住が実現します。私が想定していた中での最速プランでした。縁があったとしか言いようがありません。

実際住んでみてまだ1ヶ月も経っていませんが、今のところ不自由は全く感じません。近くにスーパーもありますし、島に点在している産直市場巡りという遊びも発見しました。地元でとれる野菜や魚が安くて、本当に美味しいんです!

焼鯛

福良という漁港にある「福良マルシェ」というお店で買った焼鯛です。正月に頂きましたが、美味でした。